バリ島釣行記

フィッシング

バリ島釣行記

初の海外釣行に行ってきましたので、その模様をお伝えしたいと思います。

場所はインドネシアのバリ島

長年の夢だったGT(ジャイアントトレバリ)という大物を夢見て出発しました!

結果はいかに!?

きっかけは・・・

海外での釣行なんてお金がいくらあっても足りない!

一生行くことはないだろうと思ってました。

きっかけは知人の結婚式、色々ありましたが参加する事になり思いついたのが、

大物をターゲットにした釣行でした。

成田空港より出発

2019年6月1日

ガルーダインドネシア航空881便

成田発11:00 デンパサール着17:20

定刻通り出発しました。席は通路側で快適!

ただ、最初日本語訳の映画を見つけらずちょっと残念

仕方が無いので、アクション映画であれば言葉が理解できなくても少しは楽しめるかも知れないと言うことと、つまらなければ寝られるんじゃ無いかと思い見始めました。

でも、やはり面白くないのでさらにちゃんと探してみると、ホントに少ないですが日本語訳の映画を見つけられたので、なんとかチョットした時間を過ごせました。

バリ島釣行記 DAY1 バリ島に到着

トランジットでの旅行もある意味楽しめると思いますが、やはり直行便は楽で私はそんなに旅をしたことはありませんが、直行便の方が好きです。

現地に到着しロビーを出ると観光地の空港らしく、大勢の出迎えがあり、ツアー客の名前を書いた紙を掲げている人だらけ!!

その中から自分の名前を探すのは大変でした。

幸い少し注意深く名前を探していったら、端っこのほうで自分の名前を見つけることが出来、無事送迎の車に乗ることに成功 (^^)

アジア圏で何度か仕事や観光をしたことがありますが、どこも運転マナーは良いとは言えないですね。日本が良すぎるのですかね?

30分ぐらい乗っていると、町外れのちょっと淋しいところって感じの雰囲気のエリアに入って行き、そこにホテルの看板が・・

えっ?

こんなとこに入って行くの?大丈夫?って感じでものすごく不安になりました。

リゾート地だから淋しいところなのかな?

 

と前向きに考えている間もなく、ホテルに到着しました。

・・・・・

なんかホント観光地では無いところで、町外れの民宿? ビジネス旅館?って感じです。

ありゃー、失敗したか?

門の中に入っていくと、オープンエリアにロビーがあってそこで受付をしました。

ホテルは2階建てで1フロアーあたり、5部屋でトータル10部屋の小さなホテル?でした。

今思うとヴィラなので、ホテルとは少し違うんでしょうね。

部屋に入ると、割ときれいで自分としては満足出来る部屋だったので、少し安心。

まーホテル代は安かったし、こんなモンなのかなって感じです。

高級リゾートホテルが良いという方には無理ですが、私のように目的がアウトドアであれば、それなりに満足出来る範囲だと思います。

一応敷地内にはプールもありますし・・・

まーいいか!

ちなみにこのホテルはジアスタリヴィラアンドレジデンスというところです。

他のメンバーは私より3時間ほど遅く到着予定なので、少し休憩。

その間他メンバーのホテルをグーグルマップで探していると、事前に確認していた通りすぐ近くで、歩いても10~15分ってところです。

暗くなって予定時刻になると到着の連絡が入り、その仲間のホテルで集合することになり、私は徒歩で行くことを決意って、そんな大げさな物じゃありませんが・・

道路には野良犬がたくさんいました。

良くは知りませんが、きっと保健所に連れ去られるようなことは無いんでしょうね。

みんなおとなしくのんびりとした雰囲気でほんわかした感じの犬ばかりです。

犬好きの私としては近寄って撫でてあげたかったのですが、そこは我慢!

程なくして無事相手のホテルに到着したのですが、

 

・・・

 

なんだ、この差は・・・

ムービンピック リゾート&スパ ジンバランバリ

チョー立派なホテルです。

エリア内にはショッピングセンターやレストランがあります。

ロビーも吹き抜けで、とても明るく開放的な良い雰囲気のロビーです。

観光で来るならやっぱりこういうリゾートホテルだよな!

でも自分はこういうところでお金を使わず、やっぱり釣りにお金を掛けるよな!

と、どうでも良いことを考えていました。

決して悔しいわけではありませんよ・・  (^^;)

しばらくすると他のメンバーがやってきて無事合流!

その後そのホテルエリアのレストランで食事をして、翌日の予定を打ち合わせたのでした。

さー明日は仲間の結婚式です。

バリ島釣行記 DAY2 観光&結婚式

さーバリ島2日目です。

この日は午後4時から結婚式なので、それまで観光&ショッピングです。

釣り以外の事は、他メンバーのホテルとの位置関係くらいしか調べていなかったので、その日の行動は全て人任せです。

まずは仲間のホテルで集合

そこから日本人観光客に人気のお土産屋さんと言うより、生活雑貨店という感じのお店に行きました。

とても良い物が揃えてあったのですが、チョット高いんですよね。金額が!

フィッシングに大金を出費する私には全く手が出ません (/ _ ; )

一度は商品を買うつもりで手に取りましたが、考え直して、全て棚に戻すのでした。

ちなみにホテル周辺のエリアはジンバランという地区になります。

そこからタクシーに乗ってクタという地区の海辺のショッピングセンターへ買い物です。

日本でいう ”ららぽーと” に近い感じかな?

そこでは、スターバックスでご当地カップを購入

なんでもその国毎に、デザインされたカップが販売されているというので、

ついつい買ってしまいました。

その後カフェでビールを飲んで、今度は会場方面の観光エリアであるウルワツ寺院へ移動!

移動のためタクシーに乗りましたが、このタクシーの運転手さんがとっても陽気な方で、車内で記念撮影したり片言の日本語で冗談を言ったりととても楽しい一時を過ごせました。

無事ウルワツ寺院に到着すると、そこから臨む海岸は壮大な景観でした!!

で、あっという間に集合時間になってしまい、タッチ&ゴーって感じでその場を後にしました。

会場はそこからすぐで、確か車で5分くらいだったと思います。

Tirtha Bridal という式場に到着!やはり海沿いの施設です。

そこで私たちは参列のため衣装に着替えました。

これも人任せなのですが、バリの民族衣装を借りる予約をしてもらってました。

なかなか趣のある衣装でしたね。

ちょいプチ自慢になりますが、その貸衣装のスタッフの方にとても似合うと絶賛してもらいました。

普段褒められることがあまりないので、とてもうれしい!

で、いよいよ式に入ります。

海外での式は以前グアムで参加して、今回で2回目になるのですが、施設の作りはそっくりでした。

こういう洋式の式場というのは似てしまうのでしょうね。

結婚式というのは良いですね (^^) 当然ですが、とても幸せそうで!!

式が終わると少し歓談の後、食事会に移ります。

料理は洋式でとても美味しかった!

ついお酒が進んでしまいます。でも翌日は重大なミッションがあるので少しセーブです。

会食が進むと私の話題になり(バリに来て観光もせず釣りに行く変わった人 (^_^;) )

新郎の親戚にも釣りが好きな人がいて、その方と釣りの話題で大いに盛り上がりました。

いよいよ明日は本番です。夢は広がるばかり・・どうなりますか

バリ島釣行記 DAY3 GTフィッシング当日

いよいよGTフィッシング当日となりました。

ガイドさんは日本語が上手

朝7時にガイドの方がホテルに迎えに来てくれることになっていました。

やはり少し興奮もあって少し早く目覚めてしまいました。

まだ時間があるなと思ってのんびりしていたら、電話が鳴ります。

??何だろこんな時間に

と思ったらガイドさんが迎えに来ました。

やってしまいました、時差を勘違いしていたのです・・・

急いで支度を調えフロントへ行くと、やや大柄な現地の方という感じの男性が待っていました。

申し訳なさそうに挨拶すると、あまり気に止めてなさそうで安心しました。

ツアー申し込みの際日本語を話せることを条件にしていたので、ガイドさんは日本語が上手でした。

車に乗り込み港へと向かう途中何気ない話題で話をしていると、この方は日本でも事業をしていて

年に何度かは日本に訪れるそうです。

仕事の内容は、労働者の斡旋がメインで、最近家具の輸出をやり出したそうです。

かなり稼いでいるようで、マイカーはトヨタのアルファード

バリでは1700万くらいとのこと (^^;)

でもやはり日本の車は品質が良いので、お金があれば日本車の良い物を購入されるそうです。

実際町中を走っている車は日本車がとても多いです。

この人なんでフィッシングガイドなんかやってのかな?って思っちゃいました。

港に到着

そうこうしていると港に到着 スラガン島にあるマリーナです。

ジュクンと呼ばれている船 ホントちっちゃい手こぎボートに毛が生えた程度と言えば想像できるで

しょう。

ただ、両サイドにアウトリガが張り出されているので、横波にも耐えられるんだと思います。

この小さな船に乗っていよいよ出発です。

と、ここで慌てて出てきたので、忘れ物に気づきました。

なんと!スマホをホテルに置いてきてしまいました (>_<)

写真を色々撮りたかったのですが、初日分はノーピクチャーとなってしまいました。

フィッシング開始

そんなことはお構いなく、船に乗り沖へと出発です。

わりと港の近くから釣り開始です。

ここは海底に瀬(海底には起伏がありますが、盛り上がっているところを瀬と言います)があり、

一級ポイントだそうです。

レンタルタックルはアメリカ製のロッドにダイワのソルティガ8000番だった気が・・

普段こんなヘビータックルは使ってないので、重くてビックリ!!

数投で手が疲れてしまいます (^^;)

しばらく投げてみますが、魚からのアタックは全くありません・・

最初はトップウォータープラグと呼ばれる、水面上でしぶきを上げて泳ぐルアーを使っていました。

するとガイドさんから、お兄ちゃんルアーは何を持ってきてる? と問いかけられました。

私のほうが年上なのですが、お兄ちゃん呼ばわりです・・

ま、ちっちゃな事は気にしないので、素直に見せると、ガイドさんがこれ良いよ!

と、ひとつのルアーに食いついてきました。

ファーストバイトはなんとガイドさん・・なんて・・

冗談はさておき、ガイドさんお勧めのルアーで投げること30分くらいでしょうか、

ファーストヒットは以外と早くやってきた

 

  ヒット!!

 

がんがん引きます。

大げさでは無く海に引きずり込まれそうなくらいの勢いです。

レンタルタックルだったので、何も考えず使っていたのですが、ドラグ調整が全くされていませんでした。

幸いラインがめちゃくちゃ太かったので、切れることは無かったのですが、初歩的なミスですね。

ドラグを少し緩めて改めてファイト開始です。

魚の引き方でガイドさんは何の魚か分かったんでしょうね。

” サワラだ ”

現地でもサワラと言うそうで、サバ科の魚でとても美味しい魚です。

そのおいしさとは裏腹で顔はものすごくどう猛な顔で、鋭い歯を持ちます。

巻いてはラインが出ていくの繰り返しを行い徐々にその差は縮まっていきます。

日本から遠いこの南国の地でのファーストヒット、本命はGT(ジャイアントトレバリ)ですが、この魚とのやりとりでそんな事はすっかり忘れ、大興奮状態です。

やがてサワラの抵抗も和らぎおとなしくなると、その姿が見えてきました。

でかい!!

普段ひとつテンヤという釣り方で真鯛を釣っている私にとっては未知の大きさです。気分は最高潮を迎えます。

ガイドさんが網を持ってスタンバイ

さー!取り込みです!

魚が一瞬暴れます。

 

” ふっ ”

 

ラインが緩みました。

あっ

なんと取り込み寸前で逃げられてしまいました。

【・・】ぼーぜんとする私にガイドさんはたたみ掛けてきます。

” サワラよサワラ! ”

” ライン緩めちゃダメよ! ”

” フッキングしっかり! ” (ジェスチャー交えて)

はい、仰るとおり、そこまで力強く言わなくても・・・

心の中でつぶやきます。

今まで何度も大物を逃がして悔しい思いをしてきましたが、その中でも当然上位にランクされる出来事です。

それよりもかつて無い貴重な経験が、この後訪れるとは思いもよりませんでした。

それは突然に・・・

ガイドさんに何度も説教(たぶんガイドさんはそうは思ってないでしょうが)を喰らい落ち込みましたが、釣りの世界ではよくあることだと自分に言い聞かせて再び釣り開始です。

一投  二投  と投げて30分位たった頃です。

何やら足下に陰が見えます。

繰り返しますが、私が今回チャーターした船はホントに小さな船でキャスティングする先端は人が一人やっと立てる程度なのです。なので、足下はすぐ海!

そこに魚がやってきたのです。そして足下で併走します。

回収したルアーを口元に落とすと・・・

 

 

” パク ”

 

ホントにそんな感じで、マンガのようにルアーに食いついて来たのです。

ここでも私はやってしまいます。

あまりにも非現実的な夢のような世界に陥ってしまった私は、軽ーく竿をあおっただけでした。

一瞬手元にその重みを感じると、ガイドさんが叫びます!!

” マリーンよ! ”

慌てた様子のガイドさん、そうですカジキマグロです!

でも次の瞬間

” ふっ 

またしてもラインが緩みました。

はい、バレてしまいました。

そして、ガイドさんに ”マリーンよ、マリーン” ”ちゃんと合わせなきゃ”

またしてもお説教・・

落ち込みながらも南国の海はやっぱりすごいなと、こんなことが現実にあるんだとこれなら、GTもあるだろうなんて甘い考えを持っていました。

それから・・・

バリ島釣行記 DAY4 釣行最終日

初日は貴重な体験は出来た物の、ノーフィッシュ

そうです、その後何事も無く終えました。

そして釣行2日目

なんとノーアタック

何もあたり無く、残念ながら私の夢は夢のままで終わってしまいました。

今まで一日ルアーを投げることなど無かったのに、この2日間本当に投げ込みました。自分でも感心するくらい・・

さすがに疲れました、帰って休みその日の夜帰国の途につきました。

こうして私の夢は果たせること無く終わってしまいました。

資料

バリ島1

ツアー:Expedia

フィッシングツアー:ASTI BALI

 

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