活申エビを使ったひとつテンヤ真鯛
生きたエビでひとつテンヤ真鯛が出来る!
関東のひとつテンヤ真鯛のエサと言えば、冷凍エビが一般的です。
この冷凍エビ、すぐに頭が取れてしまうので、頻繁にエサを付け替えなければいけません。
なぜなら、頭が無いエビは魚が食べてくれないのです。
ひとつテンヤ真鯛を経験したことがある方ならご存知かと思いますが、冷凍エビは解凍が進むと簡単に頭が取れてしまいます。
こうなるともうエビはエサとしての機能を無くしてしまうと言っても過言ではありません。
活申エビはこの心配が全くいらない!!
つまり、エサ持ちがとても良いんです。
当然生きたエビですから、魚へのアピールは絶大です。
結果釣果アップに繋がると言うことです。
果たして、その通りになるでしょうか・・・
鹿島新港より出船
今回その活申エビを使ってひとつテンヤ真鯛の船を出してくれるのは
数年前にもこの活申エビを使っていたのですが、一時冷凍海老を使っていました。
最近になってまた再開されたので、試しに釣行に行きました。
しかも今回は全く初めて釣り船に乗る、超初心者と同行です。
AM5:00頃出船
出船時刻では、風がややあり、肌寒く感じました。
空は晴れていたので、日中は暖かくなると予想されましたが、早朝は風よけがの服装が必要な状況。
港を出て行くと、以外にうねりが大きく、初心者には厳しい状況が予想されました。
ポイントに到着
40分くらい走ったところで、ポイントに到着
海を見るとかなり濁っていて、ちょっと不安な感じが・・
この鹿島沖利根川からの川の水が大きく影響し、時折今日のように濁ってしまい、全く釣りにならないことがあります。
大きなうねりに、濁った海
初心者にはとても厳しい条件になってしまいました。
唯一天候は良かったので、これだけが救いです。
初心者さん釣り開始
まずは、この初心者君にレクチャーです。
ポイントの水深は30mくらい
テンヤの重さは8号を選択・十分に底が取れる重さです。
エビエサの付け方を教え、いざ投入。
サミングも教えながら底に到着。着底は分かったようです。
着底が分かれば、この釣りは何とかなるので、一安心です。
リールを2~3回巻いて底を切ってしばし様子見。
この日うねりが高く、何もしなくてもエサは上下に動く状況。
なのですが、彼は、何故か竿先を上下に動かしたがります。
うねりに合わせて エサが必要以上に上下しないように動かすなら良いのですが、そうではありません。
うねりの状況を伝え、必要以上に動かさないように伝え、一度回収し再度投入!
なかなか当たりがありません。
なんとなく出来るようになってきたので、自分の釣りを開始します。
初心者さんファーストヒット
自分には結構当たりがあります。掛かりはしないのですが・・・
初心者は何故かエビがそのまま帰ってきます。
ちょっと見ていると、またまた、竿を上下に!
仕方が無いので、再度レクチャー開始
すると、竿先に明確な当たりが!
” 合わせろ ” の私の声に初心者さんは無反応
仕方が無いので、 ” 巻いて ”
慌てて巻き始める初心者さん
うまく乗ってくれたようで、竿先に生命感があります。
小刻みな引きなので、あまり大きくはないようです。
引きを楽しめる余裕は無かったと思いますが、無事に抜きあげることが出来ました。
最初に上がってきたのは、ハナダイでした。
無事に1匹をつり上げたので、自分の釣りに戻ります。
当たりはあるのですが、乗りません。
また乗っても途中でバレてしまい、なかなか波に乗れません。
ちょくちょく初心者さんを見ていると、今度はエサが完全に取られてしまっています。
様子を見ていると、今度は完全に糸がたるんでいます。
初心者さんセカンドヒット
仕方が無いので、もう一度レクチャー
今度は確実に底を切るように教えます。
そして私は自分の釣りに戻ると、初心者さんの竿に明確な当たりが!
また ” 合わせろ ” の声に反応出来ないので、
” 巻け ” にやっと反応
今度は、結構良い引きが見られます。
もしや本命か?
と、上がって来たのは立派な ホウボウ
私が結構つり上げるまでに時間が掛った魚です。しかもでかい!
その後も初心者さんに気を取られながら、釣りをして行きますが、なかなか釣果が得られません。
残念ながら・・
残念ながら、本命真鯛はあげることが出来ませんでした。
ただ、ゲストが多彩で、飽きない程度に当たりが続いていたのでそれなりに楽しめたと思います。
うねりも後半には取れてきましたしね。
初心者さんの釣果は、
ハナダイ・ホウボウ・メバル・ショウサイふぐの4種目
真鯛を釣り上げれば、完璧だったのですが、それは次回ですね。
私はと言えば、やっぱり思わしくなく、
ふぐ・メバル・ヒラメ(ソゲ)・カサゴ
本命無し (>_<) の残念な結果になりました。
今日の反省
やっぱり初心者さんを連れて行くなら、自分の釣りは出来ないと思わなきゃいけないですね。
中途半端に教えても、良い結果は出ないので、覚悟を決めてつきっきりになるくらいで無いといけないかな?
それか時間をチャンと決めるとか・・
なんとなく中途半端に教えてしまった結果になったので、もし次回があるなら覚悟して教えたいと思います。
本人が気に入ってくれたか分かるのは、また一緒に行きたいと言うかどうかですね。
また、道具は出来れば用意して行った方が良いですね。
借りたタックルはベールの戻りが悪くて結構使いづらかった。
反省の多い一日でした。
今日のヒット